あらすじ:出海浪親の治める八津代に侵攻していた別所来沓は、敵のゲリラ戦に苦戦しながらも進軍を続けています。将に必要なのは徳だという自らの考えを、彼はこの先も守り切れるのでしょうか。直接的には、32の続きです。
あらすじ:迫りくる別所の軍をゲリラ戦で迎え撃つ出海浪親。大軍相手に善戦しますが、彼が見た景色は悲惨なものでした。
あらすじ:別所からの侵攻にゲリラ戦で対抗する浪親の軍。田畑や山中での待ち伏せは大きな戦果をあげましたが、同時に百姓達をも戦に巻き込むこととなってしまいました。浪親の妻、穂乃はある決意を胸に立ち上がります。
あらすじ:別所からの侵略に対抗し、停戦の勅命をもらうため都に遣わされていたみつ。きっと帰りの道中では関白の妃である菜那子の様子を何度も思い出していたのでしょう。帰って来た八津代では、なにやらお客がいるようです。 作中に短歌が一首出てきますが、あとがきに簡単な解説が載っています。 直接的には34の続きです。
あらすじ:別所の侵略に苦しむ八津代国。夫が傷つき民が斃れているのを見て、国主、浪親の妻である穂乃は自分も出陣すると主張しますが、却下されてしまいました。穂乃はこっそりと夫の子分(家臣)の並作に、武器を融通してもらうことになりました。直接的には38の続きです。
あらすじ:別所沓塵の侵略に対し、ゲリラ戦で抵抗する八津代の人たち。領主・出海浪親の妻・穂乃も前線に出ますが、果たして・・・。 今回やっとタイトルの意味が明らかになります。
あらすじ:蟻螂の山小屋から連れ去られて三年、穂乃は誘拐した張本人である出海浪親の妻となっていた。山賊から国主になった浪親。しかし、刈奈羅国からの侵略を受け、窮地に立たされる。穂乃は女だけの戦闘部隊「百合隊」を結成、その長として「百合の君」と呼ばれ、国と家族を守るために戦っていた。
刈奈羅の侵略に苦しむ八津代の主、出海家。穂乃は女だけの戦闘部隊「百合隊」を結成し戦いますが、負傷してしまいます。彼女の帰還により、城に残ったばあさんの戦いが始まるのです。