空花凪紗

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フリーズ131 涅槃文学 涅槃寂静

フリーズ131 涅槃文学 涅槃寂静

釈迦が1st イエス・キリストが3rd 僕は7th 13thまで歴史は続く。 あの冬の日に解ってしまったから。僕は世界永遠平和へのプロットを記したのだから。神として、確かに伝えたのだから。

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フリーズ132 涅槃文学 ラカン・フリーズの門

フリーズ132 涅槃文学 ラカン・フリーズの門

私はあの日から永遠とか真理とか、そういう類いの概念を探し求めていたんだ。その美しさを語るに足りる言葉などない。至高体験。まさしく天国的な経験。それは永くは続かなかった。幸福の増大につれてそれは薄れていった。

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フリーズ133 涅槃文学 神世七代

フリーズ133 涅槃文学 神世七代

それは死だった。 死の門を見据えて僕は、その美しさに死のうと思ったのです。

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フリーズ134 涅槃文学 記憶の枷と時の索

フリーズ134 涅槃文学 記憶の枷と時の索

僕はたくさんの人に守られている。たくさんの存在に守られている。有名だとか無名だとか関係ない。なにより大切なのは僕が僕であること。ありのままの自分を愛すること。それがニーチェの愛した運命愛なのだから。僕は僕のままでいい。変わろうとしなくていい。そうだ! あの冬の日の僕は、真に愛に満たされていたんだ。それは自己愛。自己愛としてのヘレーネは、天上楽園の乙女。あの日、マンションの屋上で高らかに永遠の愛を歌った。

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フリーズ135 涅槃詩

フリーズ135 涅槃詩

詩を飲め。せめて手向けに聴いていけ。僕の紡ぐ言葉を。

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フリーズ136 涅槃詩 永遠の詩と終末の詩

フリーズ136 涅槃詩 永遠の詩と終末の詩

永遠の詩と終末の詩 破壊哲学と世界哲学 人生の目的 愛を体現せしめよ、と

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フリーズ137 涅槃メモリー

フリーズ137 涅槃メモリー

『そうか。僕は真理を知るために生まれたんじゃない。生まれた理由を知るために生きるんだ。そして、それが生きる歓びなんだ』

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フリーズ138 散文詩『ここにある楽園を君に』

フリーズ138 散文詩『ここにある楽園を君に』

楽園は終末にはない 楽園は東にはない 楽園は今、ここに

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フリーズ139 あの冬へさようなら~世界永遠平和のためのたった一つの冴えたやり方~

フリーズ139 あの冬へさようなら~世界永遠平和のためのたった一つの冴えたやり方~

宗教の垣根を越えて世界哲学を成せば、世界永遠平和がなせるはず。

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フリーズ140 散文詩『薄黒い青・通りゃんせ』

フリーズ140 散文詩『薄黒い青・通りゃんせ』

日が暮れ始めた神社の境内には、力なく横たわる子どもたちの死体があった。からすが目を光らせている。獰猛な目だ。私は儀式のために来たのに、先に終わらせていたのか。残念だ。残念だ。命のない空の死体にはもう用はないので、私は踵を返す。鳥居の影が伸びていた。いないのはわかっていても、誰かに見られている気がしてならない。歩く。鳥居はすぐそこだ。

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