つぶあん

つぶあん

こしあんも好きですが、つぶあんも好きです。

小説家になりたいと思ったのは高校生のとき。
友達に誘われたからでした。
「生とは何か。死とは何か」
そんな誘い方って、あります?
後年、そのことを本人に言ったところ、当人はまったく覚えていませんでした。
まったく、面白い世界ですよ、創作とは。

篤は穴を掘っていた。スコップを右手に篤は宝物なら隠せそうな穴を掘っていた。

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ロウソクの灯り

「カネはいらんのか。だったらさっさと出ていけ、チンピラが」

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バッターボックス

おじさん、毎週金曜日のこの時間に、ここに来るっしょ。

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ひなた

駐車場に車はまばらだった。観光バスも停まっていない。コロナ渦の紅葉の名所。

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砂と浜と

マツはもう、髪を剃ることをやめた。この黒髪は、もう何百年とつやめきを保ち続けているのだから。

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