逢えない二人 夏と冬 秋と春 年に一度は七夕 だったらさ、世界と世界はいつ会えるのかい 世界の終わり? 世界の始まり?
秋の心はつれない。 愁うという。 憂鬱だ。 怠惰な人生に期待し祈りを シスター その体の柔らかさで多くの子どもらを育み、愛で抱く。 或る秋シスター食べなかった。 飢饉で食糧不足 子どもに食べさせるために シスターは食べなかった。 30日シスターは死んだ。 リチウム欠乏でなくなった。
作家になりたい 作曲家になりたい 詩人になりたい でも傷つくのは体と心 失う体、失う言葉、失う愛、失う関係 なくした時を求めて愛せ 全ての運命を愛してくれ
夢惑ういのちの数に、菩薩たちでは天使たちでは手が足りない。ならば、仲間を増やすのだ。仏の悟りを教えよう。永遠交響詩『フリージア』はこれにて閉幕。次は神愛交響詩『ソフィアノート』でまた逢おう。
お前たち人間は美しい。 時に祭りで笑わせてくれるし、 時に生娘をくれる。 だが私の一番望むものはそんなものではない。
劫歴2021年。長年人類を悩ませてきた神の居場所を見つけるべく、12の亜神が聖夜に集った。だが、その長にして最高天に坐しますはずの7thだけが現れなかった。
世界永遠平和のためのたった一つの冴えたやり方。 私には子供の頃からの夢があった。それは世界を平和にすること。そんな大それた夢と思うかもしれないが、私にとっては世界平和は切実な願いだった。ボランティアに参加して、人には優しく接するように心がけた。将来は国連で働きたいと思って英語を必死で勉強した。私は着実に世界平和のために一歩ずつ歩んでいた。
星が核の炎とともに崩れていく中を、月に乗って脱出する。 汝は星の如く 神は空よりも高い 最高天に坐します 月という宇宙船は第二のアースへ。
神凪渚の優曇華に、惚けてしまったノクターン。夢うつつ、惑うか、この詩もこの死も同じシなのにと、夕暮れ時の鳥が伝える。嗚呼、もう短い生涯に一回でも、生まれてきてよかった! と歓喜に涙した日がある者よ。その日を大切にせよ。その日まさしくお前は生を受けたのであるぞ。
死して解脱の真理なら、翼は、欲は、何のために或る。 欲こそアレスの紋章、翼であるぞ。 向こうから、リリンの西日にも映らなかった仮想蒙昧な邪知暴虐を示したところで、まだお前たちは、我が言の葉の真理、真に神意、真意は解らぬだろう。解っているのは私のみ。嗚呼、寂しいな、だから世界を創ったのに。まだ、12いる仲間らは現れない。 私が7th。本当の名だ。 いずれ、悟る季節。いずれ凪ぐ渚。もうよい