江戸の時代、とある屋形主に妻の絵を描いて欲しいと頼まれた絵師。物悲しい雰囲気を醸す美しい女と対峙する絵師は彼女の不可思議な雰囲気に心奪われていく。 ※数年前の<作家でごはん!>での投稿作。
江戸時代。国に帰ったオランダ人の植物学者に子供の頃恋をしていたメイは成長し、幼馴染の青年と結婚をし幸せに暮らしていた。だがある日、成長したメイの前に再び来日したオランダ人の植物学者が現れる。2015年、馬でのライトノベル研究所への投稿作品。
花の薫りから連想したストーリー集。日本舞台の花の作品集。第一話<菊の薫り>江戸舞台の恋愛物。第二話<草木の薫り>日本家屋の少女に花火を見せたい男の子の恋愛物。第三話<夜桜の薫り>桜の精に会った一夜の物語。第四話<金木犀の薫り>琴の師匠が好きなぼんやり少女の話。第五話<嵐の薫り>。第六話<マリーゴールドの薫り>小学校の花壇の話。2014年作品。
森に囲まれた緑の丘の別荘地に、一人の青年がやってきた。彼は丘の上の林にある屋敷に探偵事務所を構えようと思っているようなのだが。いわくありげな屋敷は格安の値段で売り払われており、事故物件だろうという予想をしておきながらも引っ越してきた。一人目の依頼者の依頼を終え、今後の展開として屋敷が抱える記憶も交差しながら朱鷺島の日常は進んでいく。
オッドアイの片目に千里眼の能力をもつ探偵、朱鷺島レイ。森林と緑の丘に囲まれた別荘地の屋敷に探偵事務所を構える彼の元には、特殊な依頼や悩みを持った者ばかりが訪れる。辛い過去や夜見る夢、トラウマなどに悩む彼らを救うのは、夢の解明とトラウマと向き合うことにあるのだと、朱鷺島は事件を解決へと導くために日々奮闘する。
オッドアイの千里眼を持つ青年、朱鷺島レイは森と緑の丘に囲まれた別荘地の屋敷に探偵事務所を構えている。一年前に起きた事件で事務所に加わり恋人になったビアンカ・椿と、トラウマ解明をしてもらった青柳猫太郎もこの別荘地で暮らすようになっていた。青柳のトラウマの内容や、一年前フィンランドの地で夢食い士の老人とともに解決した事件のその後を追います。新たに事務所のある別荘地でも様々な事が起こり、朱鷺島や新しく加わった仲間が解決へと導きます。
2015.10月、ライトノベル研究所にて重複掲載作品。鍛錬所でメアリー・シュチュアートにまつわる物語を書いて欲しいと所望されたため書き上げた内容になります。