芥川龍之介の羅生門を原作としたその続編です。大変短い小説なのですぐ読み終わると思います。ぜひ、ご一読下さい。よろしければ感想もお願いいたします。
これは養殖されるエルフと、人間の物語。 レイ・フリークスは困窮した村を救うため、エルフの密猟をしていた。 天然物のエルフの肉は美味で高くうれるのだ。 ある日、森で2匹のエルフを狩り、しばし休憩していると、親を探す一匹のエルフの少女と出会った。 レイは、そこで先程狩った2匹のエルフが、この子の親だということに気づく。 「親を探して欲しいの」 そうだ、こいつは生きたまま売ろう。 二人は街へと向かう。 しかしレイは、この時まだ気づいていなかった。この世界のからくりに。