浜辺
恋人よ、覚えているかい、
潮風が、唇に痛い程染みた、あの頃を
互いを確かめるように抱き合い、重なり合ったあの頃を、
砂は何度掬おうと、指からすり抜けてしまう、
ほんのすぐ足元まで迫った波は、すぐに引き返してしまう、
求めるばかりじゃ見つからなくて、応えるばかりじゃ伝わらなかった、
今は、それぞれ違う道を歩んでいる、
恋人よ、覚えているかい、
潮風が、唇に痛い程染みた、あの頃を。
浜辺
恋人よ、覚えているかい、
潮風が、唇に痛い程染みた、あの頃を
互いを確かめるように抱き合い、重なり合ったあの頃を、
砂は何度掬おうと、指からすり抜けてしまう、
ほんのすぐ足元まで迫った波は、すぐに引き返してしまう、
求めるばかりじゃ見つからなくて、応えるばかりじゃ伝わらなかった、
今は、それぞれ違う道を歩んでいる、
恋人よ、覚えているかい、
潮風が、唇に痛い程染みた、あの頃を。
浜辺