獣の乾きを潤すのは誰?
神威目線の話です。
温めてたら、冷めてたんでレンジから出しました。
中身がなんだか生温いな……。
夜兎の本能、夜兎の煩悩
潤わない。
いくら人を殺しても、
俺の喉の乾きは
潤う事をしらない。
違う。
違う。
どれでもない、
どれも俺を満たすことは出来ない。
夜兎の本能?
いいや、違う。
そんな生温いもんじゃない。
本能なんかより、
魂そのものが血を求めている。
同族にしかわからないだろう。
それも、
かなり俺に近い感覚の持ち主だけ。
でも例外が1人。
銀色の髪をしたお侍さん。
『坂田銀時』
俺は確信した。
俺の乾きを潤せるのは、
こいつだけだと。
さぁ、
楽しませてもらうよ。
『ハヤクオレヲウルオシテヨ』
俺に目をつけられたあんたは、
もう逃げられない。
獣の乾きを潤すのは誰?