いつか君に届くように
あの日君がくれた
小さな紙切れを見つけた。
そこに書かれたたくさんの文字。
君の人柄を感じさせる
その小さな小さな文字は繋がって
僕への大きな愛を伝えていた。
あの頃気付いてあげられなかった。
分かってあげられなかった。
自分勝手で何度も君を傷つけた。
それでも近くで傍で
僕を必要としてくれた君へ。
今でも君の名を呼んでいます。
もう何回目だろう。
あれから夜の数だけずっと君の名を。
二人が出逢い、別れた運命を
「ありがとう」の
言葉に変えて
いつか君に届くように…。
いつか君に届くように