とある最強の幻想物語
学園都市には学園都市最強の超能力者、一方通行(アクセラレータ)という超能力者にそっくりな大能力者、八咫通行(ミルセラレータ)という人物がいる。彼は容姿こそはそっくりだが能力は反射ではなく障壁を使って戦う。しかし、彼にはこの名前を名乗る前に大きな事件に巻き込まれるのであった。
この物語はその事件の一部始終をまとめたものである。
これは、一人の最強と一人の妖怪の物語。
ep.1 事件発生
学園都市、学園都市には能力開発を専門的に取り組んでいる。能力者は無能力者(level0)から超能力者(level5)に区分されており、中でも、超能力者は学園都市に7人しかいない。その超能力者の中でも最強を名乗っている一方通行(アクセラレータ)という一人の少年がいた。彼は、とある事件で打ち止め(ラストオーダー)と呼ばれる少女を救うために、自らの代名詞である反射を使わずに一人の研究者と戦った。その事件の際、一方通行は銃弾を食らい脳にダメージを負った。そのダメージのせいで一方通行は自らの力で歩くことはおろか、能力を自由に使うことも出来なくなった。しかし、とある名医のお陰で、時間制限付きだが能力を使用できるようになった。
事件の後、一方通行は歩行以外は何不自由なく生活していた。一方通行は自分が好きな銘柄の缶コーヒーを買うためにとあるコンビニを訪れていた。一方通行は好きな銘柄の缶コーヒーを一辺に買うくらい、その銘柄のコーヒーが好きなのだ。
「合計は1260円となります。」
と言われ、とりあえず言われた金額を支払う一方通行。
「丁度お預かりいたします。……はい、お買い上げありがとうございました!」
商品を受け取って店を去る一方通行。外に出てコーヒーを飲もうかと袋を開けたら……【腸に生き生きビフィズス菌、Newミルミル】という明らかに購入してない乳酸菌飲料の商品が入っていたのだ。流石に一方通行も驚き、すぐに先ほどコーヒーを買ったコンビニに向かっていった。
「………おい、この商品はどォいうことだ。俺はこンなもン買った覚えはねェぞ。」
終始苛立ちを隠せない一方通行に店員は
「…しかし、先ほど貴方はこの籠に商品を入れてレジに……」
「うるせェ、俺は入れた覚えはねェぞ。」
「そう言われましても…それでは、レシートをご覧になってはどうでしょうか?」
「……チッ。」
舌打ちしながらも一方通行は先ほど買った時にもらったレシートを確認してみる。するとそこには、コーヒー7つに加え、ミルミルを購入していたのだ。
「どォいうことだ……?」
「と、言われましても私には分かりません。」
納得がいかないまま、一方通行はコンビニを後にした。
帰り道、一方通行は路地裏から変な視線を感じた。「自分の最強の称号を奪いたい身のど知らずか……」と思いつつしぶしぶ路地裏に向かった。
しかし、路地裏には誰もおらず、路地裏の道もそこで終わっていた。「……気のせいか。」と思いつつ、もと来た道を戻ろうと後ろを振り返った。そこには、明らかに現代の服装とは程遠い服を着ている少女……いや、妖怪、八雲紫が立っていた。彼女は、一方通行にこう告げた。
「ごきげんよう、一方通行。貴方には私と一緒に来てもらうわ。あ、否定をするつもりかもしれないけれど、それでも無理矢理あっち連れていくから。」
と、言った。一方通行は理由を聞こうとしたが、急いでる様子だったので言われるがままにした。そして、彼女は空間にスキマと呼ばれる扉みたいな物を作り、一方通行を連れていった。
そして一方通行は思いもよらない事件に巻き込まれるのであった。
続く……
とある最強の幻想物語
いかがでしたでしょうか。とある×東方のSSは既に登場していますが、今回は自分の考えたオリキャラが事件の発端となります。まだまだ文章の表現力不足が目立ちますが、どうかそこは目を瞑ってもらえれば幸いです。