存在意義

憎しみに抗わない
憎しみが侵食するままにするのか?違う
私は憎しみと対話する

無下にしていい感情などない
嫌なことは忘れろと人は言う
だが私は忘れないことにこそ光を見る

自分の憎しみと向き合い
人の憎しみにも寄り添う
それは綺麗事かもしれないが
世界の大半は綺麗事でしか救えない

いくら憎しみが連鎖しようと
私のやることは変わらない
私がいる限り見捨てない
置き去りにしない、それだけだ

存在意義

存在意義

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-01-10

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