空の音
なんでもない歌が聞こえる
日差しに目を細めながら 明日も晴れてほしいけれど
無理はしないで
あなたが歌っていたのを思い出す
〇〇〇をしていたところが好きだっただけ
鬱陶しいほど晴れ 雲はない
冬晴れほど怖いものはないと思う
この吸い込まれそうな青の果て
聞いたことは全部覚えている
言ってたことは忘れてる
それがもしあなたもそうなら
私達は孤独だね
鬱陶しいほど晴れ
きっと記憶違いだ
夢だったのかも
どんな天気予報も
私はきっとまた外す
誰にも逢えずに
本当に心からそう願うのなら
逢いたいって叫べ…… 逢いたいって叫べ!
逢いたいって言ってよ 「友達になって」も言えない
鬱陶しいほどに
あ、そうだったならいらないか
本当は誰でも良い
本当は誰でもよくない
このクソみたいな空のように
爽やかになれたらな
空の音