架空昭和史「シリアルキラー」

1975年7月、住宅地の庭先に置かれた賞味期限切れのシリアルを食べた学生や会社員らが緊急搬送されるという事件が連続的に発生した。新聞やテレビでは“毒入りシリアルキラー”として連日大々的に報道されたが、犯人は見つからないまま、ついには時効を迎えた。

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