祝福 椿 蒼滋 白樺の並木に朝日がさすとき真っ白な天使たちが眠りから目を覚ます霧たちこめる湖の岸辺に妖精たちが集う冬の日、冷たい空気のある日まるで神に祝福されたような湖が鏡のように白樺の木々を水面に映して揺れながら、神の恩寵を願った 祝福