その夫婦は都会の暮らしにうんざりしていた。田舎暮らしに憧れて引っ越した先で巻き起こる、「何かが変だ」 心と時間が進むスピードは、いつも同じとは限らない。
縁ある者とは必ずまた逢う理を知れ…………泣いたのは、8月の某日。 晴れたのは、1月のこと。 3月に孵化した思い等も、 9の終末、眠ってしまえ
大変光栄なことに、この作品が「TOPO ON THE RADIO 800文字のショートストーリー 第1回コンテスト」のグランプリを頂きました。ご評価ありがとうございます! https://shirasu.io/t/topo/c/topo/p/20231106 2023.11.6
不況が訪れると共に、人類の姿も見えなくなっていた。 煙突は自分だけは最後まで高いところから辺りを見ていたいと思った。 何もかもが見えなくなった時、空高くから何かがやって来た。 大きな船の様なものの中から話し掛けられた。 「もう一度だけ煌めく煙を・・?」