円陣のプロ。高橋は俺たちにそう呼ばれている。 見目通り、決して野球が上手いわけではない彼だったが、円陣の声だけは、いつだって誰よりも本気だった。
大学の帰り道。僕はアパートの前にある公園で、同じゼミの林原が寝ているのを見つける。普段は小綺麗で品の良い林原であるが、その日は酷く酔っていて……。
童話です。あったかい作品をめざしました。
「かごめ」の歌に関する古い絵を見て作った作品であったと思います。
ある幼稚園に咲いた一輪の梅の花、はるつげ。彼女が恋をしたのは、あるみつばちであった。 はるつげが梅干しになるまでの物語。
以前「お〜いお茶 俳句大会」に応募して、選考落ちしたけれども個人的には気に入っているというものを中心に、いくつか書き出してみました。