パンドラの箱

とうとう
パンドラの箱のふたが
開いてしまった

私が分からなかったもの

蓋が開いた瞬間
分かってしまった
パズルが綺麗に出来上がっていくように

こんなことになってしまった
こんなところまで来てしまった

皆と同じ振りをし
それなりの幸せを持ってるかのように
自分を騙し続けてしまった

だからといって
真実を受け止めるには
辛すぎる

騙しすぎた代償は
あまりにも私には大きい

パンドラの箱

パンドラの箱

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-01-15

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