迷妄の対岸

迷妄のなかで過ごしたかった
傷付くくらいなら
知らないほうがよかった
無謬の事実が過去を蝕んでいく
無数の真実がいつまでも嘘にみえる
伝えたいことを伝えたい
それは愚かなことなのか
それを勝手で片付けられるものか
先の事なんか語れないから
わたしは今を詞にしたいんだよ
胸が壊れるところを 見守って欲しい
浮かぶ詞に想いを乗せて

迷妄の対岸

迷妄の対岸

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-08

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted