カタリトオオクキ
・カタリトオオクキ
カタリトオオクキ
カタリトオオクキ
中身は壊れれた箱の名から
母音が朝から飛び出してって
カタリトオオクキ
苺の気持ちは蟻しない
檸檬の遠い気持ちの弾み
カタリトオオクキキ
ケラケラするR
子音ばかりに
空飛ぶピアノが脚の裏
見せて走れる
カタリト
オ オオクキニ
ラッパが
サボる徒競走曲
小鼠はそうとうなもん
だそうで
象は大きくわらうんだそう
はしゃぐリスも居るんだ
ワンと
カタリト
デッキブラシも真新しい
綺麗な真水のホースの尻尾
カタリト
オ オオクキニ
電信柱を縦に走れ
結構近いものだ
晴れ間が見える間に
それはそれは結構一所懸命に
縦に
掴み一つのドシラソは
平の手のなか
むず痒い風(ふう)
内側の谷間に何か落ちるけど
コクイッコク
とても見て
頷き一つをまなうから
カタリ トオ
傍に立つ
コッペパンは懐を
カタリトオオク
意外な猫はその御髭の三本も
カタリトオオクキ
実を結ぶ
果実はそのへたの頭から
カタリトオオオクキニ
話しかける
変わりながらの天気を感じながらでも
カタリト
オ オオクキ
転がる林檎はも一つある。
起きて語るように
言うものだ。
「走らなくても逃げやしないよ。
メリーゴーランドはそういうもんだ。」
カタリトオオクキ