あっけない過去

もしあなたが昔のことを話すとき

「過去」か「思い出」

どちらで呼びますか。

表があれば裏もある。

私は今小学二年生。
幼稚園からの友達が
多く、楽しく生活できていた。

ただ、楽しい毎日は
四年生ごろには終わってた
この頃には自分は
あるバスケットクラブに
入っていた。
もうそこが最悪だった。

下手だと貶され、
裏で陰口を言われる。
コーチは理不尽に怒って、
ボールを投げつけてくる。

正直言ってあの頃は
自負が悪いとずっと感じてた。
でもそれはおかしいと
言いたかった。

よく親とか先生に言えば
すぐ解決するなんて考える人も
たくさんいる。

けど自分は例外だった。
学校もおかしくなっていた。

まるで生き地獄だった。
歩いてるだけで何か言われて、
給食のときは自分の配膳した
料理を食べたくないやら
残すことが多く、
先生さえなるべく触らないで、
と言うようになってた。
授業中なんて
発表するだけで笑われ
授業に参加したくもなくなった。

それでも自分は自己嫌悪に走って
いつも人に気遣いばかりしていた。

助ける人なんていなかった。
アニメとかで見る
もうやめなよ!って言って助けて
くれる人なんていなかった。

家でも最悪だった。
私には姉がいるけど
ずっと私に暴力をふるってきた。
ねちねちずっと
親の見ていないところで。

親に相談しようとも思ったけど、
親は帰りが遅く、
母子家庭だったから、
常に話せない状況だった。
仕事で疲れていたこともあり、
親もいつも怒ってばかりだった。

私の学校は班になって
登校をする学校で、
班内でもそれはあった。
いつもふざけてばかりで
先生に遅れたことを
伝える毎日だった。
遅れた原因ははっきりしていた。
ずっと足をかけてきたり
石を蹴ってきたり
体当たりや
わざと後ろに歩いて
妨害までしてきた。

注意をしても聞かないで
先生にもうんざりされていた。

しかも親の遺伝で
お腹を壊しやすかった。
トイレに行くと毎回扉を蹴って
トイレットペーパーを投げてきて
上から覗かれたことだってあった。
だから我慢するようにしたら
もっと体調が悪くなった。
すぐに頭痛がでて、
風邪も引きやすくなり、
挙げ句の果てにストレスによる
症状まで出るようになった。

その症状までも気持ち悪いと
嫌みを言われ、

それは解決などする事なく
中学生に上がった。
でももっと最悪になった。

小学校から中学校に上がる人は
変わらず逆にいじめてくる人が
より増えたのだ。

いじめはエスカレートして
中学から始まる
部活にも影響が出た。

それは先輩からの
いじめだった。

部活はテニス部に入った。
そこは実力が問われる部活だった。

ただバスケには入りたくなかった。
どうせ入ったら
またいじめられるとわかってたから。

ただテニスも大概酷かった。
週に六回やる活動は
雑用ばっかりで
試合に出てみると、
ほぼ暴言と妨害の連続で
何もかもが面白くなかった。

当然学校生活でもいじめは続いて
トイレにはなるべく行かず
人を避けていたけれど
それは起こった。

ある日の授業だった。
その日は体育だった。
持久走を走る授業でみんな
それぞれ仲の良い友達と
走っていた。
が自分が走り終わったとき、
こうみんなに言われた。
「なんで終わってんだあいつ」
「まだ五周ぐらいあるだろ!」
「先生!あいつ不正してます!」
そこで自分は終わったにも関わらず
無駄に五周走った。
終わったときには笑われて
「お前バカじゃねーの」
「あんなん冗談に決まってんじゃん」

ついプチっと切れてしまった。
自分はいじめの主犯に
反論してしまった。

これを境に
人格否定、親を貶すことは
当たり前、
物は隠され
先生に話しても避けられる。
唯一いた友達だって
「いじめられたくない」から
自分と縁を切った人が
何人もいた。

そんないじめは三年生のころ
まで続き、
当然自分は勉強もできないような
精神状態で、
目指していた高校は
当然落ちてしまった。
ただいじめてきた他の人は
みんな合格した。
クラスの中で唯一落ちて
先生にも残念がられた。

そして今、高校生だ。
あの頃、行事なども
全て参加して全ていじめられて
毎日が自殺を考える日々だった。

今も友達はほぼいないも同然。

ただストレスの症状は
今でも残ってる。

でも今でも思う。
青春を送るはずだった。
楽しい時間があったはずだった。
だから返してほしい。

あの頃の時間を。

私はだから「過去」と呼ぶ。

私事ですが、
最近閲覧数が
２０になったので
今回私に関する話をしました。
今回も読んでくださり
感謝申し上げます。