「ゆふぐれ」
夕暮の
重荷を抱いたその背中
まっさらな背中
傷は無いけれど
皮膚の下はズタボロで
手術でビードロ玉を埋められた
ふれあスカートの膝かろやかなその背中
白菊の髪留めで
みつあみに結って笑ってる
やがて眠る川に
チェリイの唇うぶにつけて
そのくせ全身色も無く濡れて
灯籠を贈った君
灯籠は橙にながれてく
いつか泉下に沈むだろう
泣いてるの?
笑っているの
なんて
小指にグロスを舐めさせて
首にらくがきさせながら言うことじゃない
「ゆふぐれ」
夕暮の
重荷を抱いたその背中
まっさらな背中
傷は無いけれど
皮膚の下はズタボロで
手術でビードロ玉を埋められた
ふれあスカートの膝かろやかなその背中
白菊の髪留めで
みつあみに結って笑ってる
やがて眠る川に
チェリイの唇うぶにつけて
そのくせ全身色も無く濡れて
灯籠を贈った君
灯籠は橙にながれてく
いつか泉下に沈むだろう
泣いてるの?
笑っているの
なんて
小指にグロスを舐めさせて
首にらくがきさせながら言うことじゃない
「ゆふぐれ」