「雪待ち雀」
白雀…月の零れ日したたる樹の下で眠る
雪は湖には降れどもまだ此処には来ず
懐かしい月のかけら…雪を待つ
瑠璃のかなしみ螢蔓に絡まる女
水底の瞳は物を映せど何も見ず
遠く誰かの落した羽を
紅い唇に袂とひとつに咥えてる
鏡の虹を砕いた跡に
愛し愛し姿を想ふ
白雀…朴念仁を装いて
心は切に雪を待つ
心は切に雪を待つ
「雪待ち雀」
白雀…月の零れ日したたる樹の下で眠る
雪は湖には降れどもまだ此処には来ず
懐かしい月のかけら…雪を待つ
瑠璃のかなしみ螢蔓に絡まる女
水底の瞳は物を映せど何も見ず
遠く誰かの落した羽を
紅い唇に袂とひとつに咥えてる
鏡の虹を砕いた跡に
愛し愛し姿を想ふ
白雀…朴念仁を装いて
心は切に雪を待つ
心は切に雪を待つ
「雪待ち雀」