「雪椿」
雪椿
誰れを慕ってさ迷えり
お前は何者であろう
ただの儚い花ではあるまい
その鮮血注いだ花弁を操りしお前が
生血を身に纏うお前が
人に支配される心でもあるまい
荒々しく
うつくしい
哀しい姫神さまの御化身よ
真心の紅は誰れに注いだ
今でもかうやって雪に包んで
見えない情熱の雨を降らしている
水をも操る雪椿さま
此処は例え盛りでも
綿あめの欠片、泡の白雪が舞っている
「雪椿」
雪椿
誰れを慕ってさ迷えり
お前は何者であろう
ただの儚い花ではあるまい
その鮮血注いだ花弁を操りしお前が
生血を身に纏うお前が
人に支配される心でもあるまい
荒々しく
うつくしい
哀しい姫神さまの御化身よ
真心の紅は誰れに注いだ
今でもかうやって雪に包んで
見えない情熱の雨を降らしている
水をも操る雪椿さま
此処は例え盛りでも
綿あめの欠片、泡の白雪が舞っている
「雪椿」